KAKUICHIのカーポートは本当に丈夫?実際に使って感じたメリット・デメリット

自宅の駐車スペースにカーポートを設置しようと考えたとき、候補に必ず挙がるのが KAKUICHI(カクイチ) のカーポート。
倉庫メーカーとして知られるKAKUICHIは、“とにかく頑丈で長持ちする”という口コミが多く、耐久性を重視する人に人気があります。

私自身も「風や雪に強いカーポートが欲しい」という理由からKAKUICHIを選んだのですが、実際に使ってみると、事前の想像以上に良い点・逆に気になる点の両方が分かってきました。

この記事では、実際に使ったからこそ分かったメリット・デメリットや、設置するときの注意点を詳しく紹介します。

松江市 ガレージ施工例

KAKUICHIのカーポートの特徴

まずは基本的な特徴を簡潔にまとめると、次の3点が大きなポイントです。

1. 鉄骨フレームでとにかく頑丈

KAKUICHIは倉庫メーカーのため、カーポートも“倉庫の骨組みのような”しっかりした構造。
アルミ製の軽量カーポートが多い中、鉄骨はやはり重厚感があり、耐風・耐雪性能が高いのが魅力です。

2. サイズやカスタムの自由度が高い

車の台数や庭の広さに合わせて、奥行き・高さ・屋根の形状を細かく選びやすい。
倉庫と連結したり、将来ガレージに発展させるなど拡張性も高めです。

3. 住宅メーカー標準には少ない“業務用級の安心感”

一般的な住宅用ではなく、農機具倉庫や工場向けに近い丈夫さがあるため、
「とにかく壊れにくいものが欲しい」という方に向いています。

実際に使って分かったメリット

1. 強風の日でも安心感がまるで違う

台風の多い地域に住んでいることもあり、以前のアルミカーポートは風で揺れたり、屋根がバタつく音が気になることがありました。

KAKUICHIに変えてからは、
“揺れない・音がしない・不安がない”
の3つがはっきり感じられます。

台風シーズンでも落ち着いていられるのは大きなメリット。


2. 雪に強く、屋根がしっかりしている

積雪のある地域では、屋根の強度が非常に重要。
KAKUICHIの屋根材はしっかりした鉄骨に支えられているため、雪が積もっても不安感がありません。

雪下ろしの頻度も減り、冬場のストレスがなくなりました。


3. 全体的に“ゆとりある”広さ設計

ポール(柱)の位置に余裕があり、車の乗り降りやドアの開閉がしやすいです。

「カーポートに合っている車なのに、実際は狭い」という悩みはよくありますが、KAKUICHIはその点で優秀。

ファミリーカーやミニバンでも余裕があり、日常での使いやすさを感じます。


4. 外観の重厚感が家にマッチする

鉄骨フレームなので、外観にしっかりとした存在感があります。
アルミ製の軽量なデザインよりも、無骨でスタイリッシュな雰囲気になり、
家の印象がグッと引き締まりました。

気になったデメリット

もちろん良いことばかりではなく、気になる点もあります。

1. 価格はアルミカーポートより高め

素材が鉄骨ということもあり、価格はどうしても上がります。
本体価格に加え、基礎工事もしっかり行うため施工費も増えがち。

耐久性を考えれば納得ですが、初期費用は要チェックです。


2. “圧迫感”は人によって感じやすい

フレームが太く、存在感があるため、敷地の広さによっては
「ちょっと重たい感じがする」
と感じる人もいるかもしれません。

コンパクトな庭だと、見た目の圧迫感を意識する必要があります。

KAKUICHIのカーポートはどんな人におすすめ?

私自身が使ってみて感じたことをまとめると、KAKUICHIのカーポートは次のような人に向いています。

  • 耐風性・耐雪性を最優先したい人
  • “長持ちする”カーポートを選びたい人
  • 倉庫やガレージと組み合わせて使いたい人
  • ミニバン・SUVなど車が大きい家庭
  • 外観がしっかりしたデザインが好きな人

逆に、
「おしゃれさ優先」「軽くてスタイリッシュなデザインが良い」
という方はアルミ製の方が合うかもしれません。

まとめ:KAKUICHIは“とにかく頑丈”を求める人に最適

実際に使ってみて分かったのは、KAKUICHIのカーポートは
“丈夫さ・安心感を妥協したくない人のためのカーポート”
だということ。

価格や見た目の好みはありますが、
風・雪・衝撃に強い「安心できるカーポート」が欲しいなら、非常におすすめです。