厳しい品質チェックこそ信頼の証

見えないところにこそ、KAKUICHIの品質がある

― 1本ずつ行う塗装チェックの現場 ―

KAKUICHIの柱や梁は、建物を支える大切な構造材です。
その表面には、サビから鉄を守るための「粉体塗装」が施されています。

しかし、どんなに優れた塗装方法でも、
「きちんと塗られているか」
「しっかり密着しているか」

を確認しなければ、本当の安心にはつながりません。

KAKUICHIでは、塗装後の品質を確認するために、すべての柱・梁を1本ずつ、人の手でチェックしています。
今回は、その品質管理の現場と、そこに込められた考え方をご紹介します。

ガレージ 品質
塗装チェックの見本

塗装は「見た目がきれい」だけでは合格にならない

一見すると、塗装された鉄はどれも同じように見えるかもしれません。
表面がなめらかで、色ムラもない。
それだけで「大丈夫そう」と感じる方も多いでしょう。

しかし、KAKUICHIでは見た目だけで判断することはありません。

なぜなら、
本当に重要なのは、
「長い年月、屋外で使われても塗装がはがれないか」
だからです。


カッターで切れ込みを入れる、厳しいチェック工程

KAKUICHIの塗装チェックでは、まずカッターを使って塗装面に細かい切れ込みを入れます。
縦と横に切れ込みを入れ、表面に小さなマス目状の跡を作ります。

「せっかく塗ったのに、切ってしまうの?」
と思われるかもしれません。

しかし、これは塗装の強さを確かめるために欠かせない工程です。

塗装が鉄にしっかり密着していなければ、
この切れ込みを入れた部分から、簡単にはがれてしまいます。

ガレージ 品質
カッターで塗装品質チェック中

セロハンテープで「はがれないか」を確認

次に行うのが、セロハンテープを使ったチェックです。

切れ込みを入れた部分にテープを貼り、
しっかりと押さえたあと、勢いよくはがします。

このとき、
・塗装がテープに付いてこないか
・切れ込み部分から浮いてこないか

を、目でしっかり確認します。

もしここで少しでも塗装がはがれた場合、その製品は出荷できません。

たとえほんのわずかであっても、「合格」にはならないのです。


1本ずつ、人の目と手で確認する理由

このチェックは、機械が自動で行うものではありません。
1本1本、人が手に取り、目で見て、確認しています。

時間も手間もかかる工程です。
正直に言えば、効率だけを考えれば、省こうと思えば省ける作業かもしれません。

それでもKAKUICHIがこの工程を続けているのは、
「品質は、最後の確認で決まる」
と考えているからです。


はがれたら出荷しない。それが品質への姿勢

このチェック工程では、
はがれたら出荷できない
という明確なルールがあります。

「このくらいなら問題ないだろう」
「見えない場所だから大丈夫だろう」

そういった妥協は、一切ありません。

なぜなら、柱や梁は、
一度建ててしまえば、簡単に交換できるものではないからです。

だからこそ、出荷前の段階で、少しの不安も残さない。
それがKAKUICHIの品質管理の基本姿勢です。


このチェックが守っているのは「長く使える安心」

この塗装チェックは、見た目を良くするためのものではありません。
本当の目的は、
長くサビにくく、安心して使える状態を保つことです。

塗装がしっかり密着していれば、
雨や湿気が鉄に直接触れることを防ぎ、
サビの発生を大きく抑えることができます。

つまり、この一手間が、
建物の寿命そのものを支えているのです。

ガレージ 品質
品質が悪い事例

徹底した品質管理こそが、高い品質の証

KAKUICHIの品質は、特別な言葉や数字だけで語られるものではありません。
それは、
・1本ずつチェックすること
・はがれたら出荷しないこと
・人の目で最終確認をすること

こうした地道で、まじめな工程の積み重ねによって支えられています。

目には見えにくい部分だからこそ、手を抜かない。
その姿勢こそが、KAKUICHIの高い品質を形づくっているのです。